H25_04『創造・未来・夢』

私たちは、今年４月、茨城県牛久市（人口８万人余り）にある
JR常磐線　ひたち野うしく駅の近く
敷地面積：４,７９１㎡（約１,４５０坪）
延床面積：１,５４０㎡（約４６６坪）
『牛久みらい保育園（定員９０名）』を開設しました。

牛久市長　池辺勝幸氏の「日本一子育てにやさしい街を作る」という言葉に共鳴して、「利用者の最善の利益を実現」する保育園を作ろうと決心しました。

池辺市長は情熱家ではありますが、私たちもまた五輪書（宮本武蔵）にある「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とす」の言葉にあるように、千日（約３年）の練習より万日という１０年単位の稽古（保育）が積み重なると、前より格段に質的に高い技と認識を得ることができる保育を続けてきたと自負しております。

私は池辺市長にお約束したように、下記のような保育理念と人間教育の理念を大切にしながら、牛久市のみらい（未来）を担う子どもたちや保護者の皆さま、そして地域、親の皆さまをまきこんで、牛久市の地域コミュニティ創りに励むつもりです。

私たちの保育とは

「子どもの愛された育ちを通じて 

がんばること　（心の力）

つづけること　（学ぶ力）

がまんすること（体の力）

を身につけながらありがとうの心を持つ人間」を育てることであります。

 

そして、また私たちが求める人間教育とは、「人間の誕生から授けられた五感を通して、興味・関心・好奇心から生れた意欲・意志を大切にしながら共に学びあう心」を育むことであります。

過日　牛久みらい保育園のエントランスに柏さかさい保育園と同じように、古来長寿の動物として尊ばれた「銅板の鶴の折りもの」が飛んでいます。

北海道せたな町に住む、全国大会第２位の田原さんという板金士が、3年前ギネスに挑戦した時と同じ折りものです。

毎日子どもたちや保護者の皆さま、地域の人たちや保護者仲間たちの安全とご長寿をお祈りしながら、エントランスの上空に舞っています。

私たちは、こうした環境の中で、「子どもの最善の利益の尊重」だけではなく「利用者の最善の利益の実現」のために童心会の保育者仲間一同、保育の鍛錬をくり返し学んでいくつもりです。

今年度もよろしくご協力をお願いいたします。

平成 25 年 4 月吉日

社会福祉法人　童心会

理事長　中山　勲