H25_06『無財の七施』
私たち社会福祉法人 童心会の目指す人間教育は、西洋哲学と仏教の教え「無財の七施」から生れました。
西洋哲学からは「人間として如何に生きるべきか」という、原体験を作ることでありました。
また仏教の「無財の七施」からは、思いやりの心を育てる教えを頂きました。
<無財の七施>
捨身施(しゃしんせ) 己をすてて心から人に親切にすること
心慮施(しんりょせ) 人の悲しみや苦しみを自分のものとすること
和顔施(わがんせ) 人には常にやさしい笑顔を見せること
慈眼施(じがんせ) やさしい眼差しで人を見つめること
愛語施(あいごせ) 真心のこもった思いやりの言葉で語りかけること
房舎施(ぼうしゃせ) 小の心に落ちつきとゆとりを与えること
床座施(とこざせ) 席があったらゆずってあげること
そして、私たち社会福祉法人 童心会の保育者仲間たちの心得は次のようになりました。
「目ざそう! 笑顔名人、挨拶名人」
私たちは とびっくりな笑顔で おもてなしをします
私たちは 心をこめて 心を尽くして 明るい挨拶を繰り返します
私たちは いつもあたたかい言葉で お迎えします
そして、子どもたちには「思いやり と 生きる力」を身につけてほしいと願い、たくさんの人たちに「愛された育ちの保障」を約束させて頂きました。
そして、また子どもたちには
がんばったから できた!
つづけられたから できた!
がまんしたから できた!
このような環境の中で成功体験、失敗体験をくり返しながら子どもたちは、たくましく育ってくれました。
いつも見守りをありがとうございました。
感謝申し上げます。
平成 25 年 6 月吉日
社会福祉法人 童心会
理事長 中山 勲