思いやりと生きる力

わたしを ぎゅっとして わたしを 見つめて わたしを 聞いて わたしを 呼んで

H25_11ご存知でしたか?『私たちの信条(Our Credo)』

私たち社会福祉法人童心会は、私たちの信条(Our Credo) 4条の中で私たち保育者仲間たちが果すべき責任を次のように皆さまにお伝えしながら責任を新たにしたいと考えています。

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社会福祉法人童心会
私たちの信条(Our Credo)


1.利用者への責任
「思いやりと生きる力」を保育目標とする私たちは、 "人間として如何に生きるべきか" 、を見つめながら子どもと保護者、地域の子育て仲間・地域親と共に、保育を共有しながら「自分をつくる、人間をつくる」責任を持たされている。


2.保育者仲間への責任
保育者仲間の充実した豊かな生活が子どもと保護者、そして地域の子育て仲間たちへの
「生きている喜び」につながることであることを私たちは確信している。

 

3.地域コミュニティへの責任
昔から "国学" の中で、「子は国の宝」と伝えられてきた子どもにやさしい日本の子育て文化を、保育所から地域コミュニティに発信する役割を持たされている。


4.行政への責任
公的補助金を頂いている私たちは、保健・福祉・医療・教育・子育て支援・青少年育成(地域にある社会資源) との協働を図りながら、法人が持つ福祉理念の向上を昴める責任がある。


注) 今私たちに求められている保育とは保育とは、養護と教育、メンタルヘルス・ケアの一体的展開

 

私たちはいつも保育者仲間たちと語りあっています。
私たちの視点はいつも社会の変化をどのように見つめ、それに対する対応策をどのように具体化し、実践してゆくかを考えています。

 

今日もまたマスコミなどの報道機関が虐待やいじめ、ニートや引きこもり、うつ病や自殺の問題を他人事のように報じています。

 

でも、その人たちは、何年か前までは私たちと関わりあって生活し、そしてまたそうした社会を私たちと一緒につくり過ごしてきたのです。

 

そして私たちが共同生活者として願ってきたのは充実した豊かな生活の中で「生きている喜びにつながる幸福」を目指してきたのです。

 

いつの頃からでしょうか?
このような非人間的な社会を作りながら平然と責任を感じない人たちが多くなった時代に、今、私たちはどの様な役割を持たされているのでしょうか?

 

 

平成 25 年 11 月吉日
社会福祉法人 童心会
理事長 中山 勲