思いやりと生きる力

わたしを ぎゅっとして わたしを 見つめて わたしを 聞いて わたしを 呼んで

H26_08 『お泊り保育』

今年も柏さかさい保育園では3歳児(たんぽぽ組)、4歳児(ひまわり組)が1泊2日、5歳児(さくら組)が2泊3日のお泊り保育を実施いたしました。

私たちのお泊り保育の特色は例年1ヵ月位前から家族の人たちとの生活学習を取り入れていることです。

生活目標は次のようなものでした。(3・4・5歳児用)

     ・ お風呂上りに自分で髪や身体をふきましょう

     ・ お風呂で体・頭・顔を洗いましょう

     ・ 次の日の荷物の準備を自分でしましょう

     ・ 自分の食器を片づけましょう

     ・ 早寝、早起きをしましょう

     ・ 早寝、早起き、朝ごはん

私たちは上記のような生活のルールを親子が家庭で取り組んでくれたことがとてもうれしかったです。

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先生たちのメッセージの中にも「身の回りの事を自分で管理する事、お友だちと協力し助け合いながらお泊り保育を見事に成し遂げお子さんたちは私たちの宝物です。出発までの生活目標をお家の方と一緒に達成できたことが、このお泊り保育の本当のねらいでした。

 

「こんな子どもに育ってほしい」

自分でできた

ひとりでできた

みんなとできる

他人のためにできる

自分をあゆむ

 

私たちの願いは「こんな子どもに育ってほしい」ただそれだけです。

どうあったって、私たち親は先に死ぬのですから、いつまでもそばにいてあげられると思わないでください。

自分で、ひとりで、みんなと、他人のために出来るようになって始めて、自分を歩むことができる人間になるのです。

 

私たち「チーム童心会」と一緒に生活し、共に歩んだ人たちだけが身につけられた「思いやり と 生きる力」なのです。

 

子どもたちの未来のために、1ヵ月にもおよぶ生活学習のご協力ありがとうございました。子どもたちに将来にわたる宝物を身につけて下さいまして、本当にありがとうございました。

 

平成26年8月吉日

社会福祉法人 童心会

理事長 中山 勲