思いやりと生きる力

わたしを ぎゅっとして わたしを 見つめて わたしを 聞いて わたしを 呼んで

H26_11 『チーム童心会の目ざす保育』

 

私は今日「牛久みらい保育園 第2回 秋まつり」の育児講座を行ってきました。

いつもの事ながらとてもしっかりした保護者の皆さま方でした。その中で私は

「チーム童心会の目ざす保育」は赤ちゃんを育てることではなく、子どもを育てることでもなく、人間を育てている所なのです。

とお話しました処、保護者の皆さんは不思議そうな顔をしていました。

人間を育てるとは、どういうことなのでしょうか?

今まで何度もお話してきましたが、私たち チーム童心会の人間教育の理念は

”生まれてから死を迎えられるまでの一生”を人間教育の場として捉え「人間として如何に生きるべきか」を学ぶための原体験を創ることです。

と書いてきました。

  

正に人間を育てるとは胎生期から授かった五感を活用しながら、愛された育ちをたくさん受けた人が体験や経験を通して智慧や知識を身に付け次の世代に伝えられる人間を創ることだと考えています。

 

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改めてチーム童心会の“人間を育てる”、ということは身につけた新しい知識や智慧を世のため、この社会のために役に立てることが出来るような人間になってほしいという

願いと祈りがこめられています。

これらが、私たちの人間教育の理念として存在しているのです。

 

そしてこの世のため、この社会のために役に立てるということは、一人ひとりが「助け合って生きる社会、人にやさしい自利の心、利他の心」を持つことのできる人間になってほしいということです。

 

いつの頃からか私たちは自分だけが良ければ“幸福な人生”だと間違った考え方を身につけてきてしまいました。

今からでも遅くありません。 

間違いを間違いとして認めあいながら「新しい ひと創り」を通して次の世代に生きる人たちのために、この世の中を「みんなで助け合って生きる社会!!」に

変えて行こうではありませんか。

 

まずチーム童心会の保育園が「ひとつのファミリー、ひとつの地域社会」になって助け合える仲間になれたらうれしいと思っています。

 

ご協力お願い致します。

 

 

 

平成26年11月吉日

社会福祉法人 童心会

理事長 中山 勲