思いやりと生きる力

わたしを ぎゅっとして わたしを 見つめて わたしを 聞いて わたしを 呼んで

H27_07『子供・子育て支援 新制度の情報登録について』

過日、牛久市役所の保育課から、子ども・子育て支援新制度において、保育施設の情報を登録し、公表することになったので「施設の運営方針」と「教育保育の内容・特徴」を書いて送って下さい、という依頼文書が来ました。
丁度、良い機会だから保護者の皆さまにも社会福祉法人童心会の姿勢を公表しながら情報を共有し、理解して頂きたいと思います。

改めて、皆さんにお伝えしたいことがあります。


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それは子ども・子育て支援新制度に移行しようとも私たち童心会は、児童福祉施設保育所の機能と役割を持ち続けていきます。

特に今、この時代に見る「多様化する家族の形態」を見た時、「連続性」という視点で保育ケアワークをしていく必要が求められているからです。


即ち、「発達の連続性、生活の連続性、小学校との連続性、家庭や地域社会との連続性」とつながりの中で問題を解決する糸口が見えてくるのです。

 

私たちと関わりを持つことができた数多くの人たちを、私たちは援ける責任があります。
だから、これからも童心会の保育は、世界精神保健学会と同じような視座に立って保育を進めていきます。
保育所の運営方針」は次のようになっています。


【やさしい保育園】
1. 子どもにやさしい保育園
2. 親と子育て仲間にやさしい保育園
3. 保健、福祉、医療、教育との協働
4. 保育所から始める地域コミュニティ創り
5. 新しい子育て文化の創造

 

また、私たちが行っている「0 歳児から始まる教育」は、脳科学に裏づけされた五感を刺激する教育から生まれているのです。
「見せる、見る・聞く、さわる、やってみる、つづける」活動の連続性は、「興味、関心、好奇心、意欲、意志」という人間の行動の原点になる姿勢を育てています。


【保育の内容】
生きる(生涯にわたる生きる力の基礎)
1. 愛された育ち(生きている喜び)
2. がんばること(体の力を育くむ)
3. つづけること(学ぶ力を育くむ)
4. がまんすること(心の力を育くむ)


【保育の特徴】
1. 豊富な "人財"
2. たくさんの保育室
3. 健康的な食事
4. 心に残る体験学習

 

今まで、私たちが伝えてきた童心会の保育活動の歴史が、子どもたち一人ひとりの成長、発達を導いてきました。
卒園した子どもたちも、自信をもって学校生活を過ごしています。
これからも私たちは保護者の皆さまのご協力を得ながら、この保育を続けていきます。
よろしくお願いいたします。

 

 

平成 27 年 7 月吉日
社会福祉法人童心会
理事長 中山勲