思いやりと生きる力

わたしを ぎゅっとして わたしを 見つめて わたしを 聞いて わたしを 呼んで

H25_08『3園合同のお泊り保育』

今年は、3園合同のお泊まり保育を初めて行いました。

たんぽぽ組、ひまわり組は1泊2日、さくら組は2泊3日のお泊まり保育でした。

 

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私たちのお泊まり保育の目的は、7月法人だよりにもお知らせしましたが、改めて次のようなものです。

 

「自分をつくる」

自分で    できる

ひとりで   できる

みんなで   できる

他人のために できる

自分を    できる

  

お泊まり保育が終ってからの保護者からの「伝えあいメッセージ」では、大きく成長した子どもたちの様子が綴られていました。

 

①「パン作りにはおどろきました。とってもおいしかったです!お泊まりに向けて、目標を持った生活をしたので、少しづつ自分でできることも増え、お迎えに行った時には、ちょっぴりお姉さんになったような顔つきをしていました。」(3歳児 たんぽぽ組)

②「今回が初めてのお泊まり保育、数日前からウキウキ♪とっても楽しみにしていました。帰ってきた時のキラキラした自信いっぱいの顔を見た時、充実した時間を過ごせたのだと感じました。」(3歳児 たんぽぽ組)

③「子どもは親が思う以上に成長してくれている事を改めて感じさせられました。たくましく たのもしく 大きくなって帰ってきてくれました」(4歳児 ひまわり組

④「2泊3日で親の方が心配でしたが、普段体験できないドラム缶風呂や飯ごう炊飯などもりだくさんでした。包丁はまだ早い・・・と、思っていましたが、やる気満々で家で人参を切ったり、じゃがいもを切ったりしてくれました。ただ泊まるだけでなく、事前に目標を持って取り組んだことは、良い思い出になったと思います。」(5歳児 さくら組

⑤「お泊まり保育をしてからは、 "自分でできることは自分で" するようになりました。今では "お米を研いであげようか" と声を掛けてくれます。この集団生活は、社会に出てゆく時に力になる経験だったと思います。」(5歳児 さくら組

 

さくら組の大きな目標は、

「生きる力を身につけよう」

 ひとりでできるよ!!

 みんなでできるよ!!

 

私たち育ての親と産みの親である皆さまの役割は何なのか、改めて考えさせられますね。

誰がどんな方法で、 "生きる力" を身につけた人間に育てることができるのですか?

私たちはずっとずっと前から、私たちの使命としてこのことを考え続けてきました。

 

そして私たちはこのことを考え続けてきた結果、0歳児から人間の教育は始まっていることに気がつきました。 

そしてそれは、生れた時から神様から授けられた「三つの言葉と五感」を使いながら、興味・関心・好奇心を育て、憧れ(あこがれ)をいだきながら、人間としての生きる力を身につけていることが分かったのです。 

詳しくは後程、別の機会に発表させて頂きます。

 

最後にひとつ付け加えさせて頂きます。

"自分をつくることが出来る" 人たちだけが、自分の道をあゆむことができるように育てられていくような気がしてなりません。

 

赤ちゃんの持つ生きる力、子どもの持つ生きる力、人間の持つ生きる力を大切にできる

大人(産みの親、育ての親)になりたいですね!

 

 

平成 25 年 8 月吉日

社会福祉法人 童心会

理事長 中山 勲