〔Well-Being 幸せな人生を歩むために〕
私たちはいつも自分の仕事を見つめた時、次のように問いかけている自分がいます。
それは
「保育所は 今 何をするところ?」
という設問です。
そして私たちは次のように答えてきました。
「保育所は今”生きている喜びと学びあう心”を育むところ」
私たちは毎日毎日の生活と時間を通して、生かし生かされている感謝の喜びと、
人間として 実人生を生き抜く力。限りなく深い智慧を学び続けています。
それが幸せな人生(Well-Being)を歩むための
”人間としての生きる心得”になるからと確信しているからです。
ようやく私たちが実践してきた人間教育を認知神経科学、小児発達神経科学などが
「0歳からの人間教育の創造 Innovation of Human Education and Care」
としてのエビデンス(科学的根拠)を裏づけているように思います。
即ち「私たちが目指すものは、子どもたちが現在(いま)を最も良く生き、望ましい未来の力を培うため、新しい科学などを取り入れた時代の変化に対応する保育を創造し実践しなければならない。
そして、子どもたち一人ひとりが”生まれてから死を迎えられるまでの一生”を人間教育の場として捉え
『君は ヒト としてどう生きるか?』
を学ぶための原体験をつくる人間教育(保育)を創造して行きたいと願っている。」と書きました。
改めて〔Well-Being (幸せな人生)を歩むために〕を考えてみた時
「人間としての生きる心得(社会福祉法人童心会の教え)」を再確認しました。
それは
笑 顔 (朝からとびっきりの笑顔の贈り物)
挨 拶 (いつも相手の心にとどくご挨拶)
思いやり (相手を慈しみ、人の苦しみによりそう心)
感 謝 (いつでもどこでもありがとうの心を忘れない)
でした。
この童心会だより3月号を考えていた時、
「誰も幸せになるために生まれてきた―。」日本のカリスマ占い師の格言集
『開運レッスンⅢ』(ゲッターズ飯田 セブンイレブン出版)を読んで見ました。
不思議なことに「幸せな人生」を歩むために何が必要なのか?
(社福)童心会の教えと同じことが書かれていることに驚かされました。
笑 顔 ・笑顔になってみればいい そうすれば運も幸せも自然とやってくる。
挨 拶 ・自分がもっと笑顔で明るく挨拶すれば自然と人生は変わっていくもの。
思いやり ・他人を喜ばせることや、他人に感謝される生き方をすると幸せを実感できる。笑顔をつくることだったり、挨拶だったり、ほめたり、許したり、認めたり、優しくしたり・・・。
感 謝 ・「ありがとう」を言えない人は、絶対運をつかめないし幸運を逃してしまう。「ありがとう」はたくさん言える。自然に言えるように。他人が言う前に!
開運レッスンⅢ ゲッターズ飯田〈著〉より引用
改めて私たちは、幸せな人生を歩むために必要なことを考えてみた時
身のまわりの出来事すべてに感謝する生活を続けることであると信じることができました。
感謝する生活
~幸せな人生を歩むために (Well-Being)~
自然に畏敬の念 (自然の偉大さをおそれ敬い)
自らに自敬・自尊感 (自らの尊厳と人格をとうとび)
人に慈悲・慈愛 (人の苦しみによりそい、深く愛し)
そして 衆生に感謝 (生きとし生けるものすべてに感謝する)
以上
平成 31年 3月 吉日
社会福祉法人 童心会
理事長 中山 勲