思いやりと生きる力

わたしを ぎゅっとして わたしを 見つめて わたしを 聞いて わたしを 呼んで

迎春 〔喜びの声・感謝の心・感動の言葉〕

新年 明けまして お目出とうございます。
皆さまには新年早々に心温まる年賀状を頂きました。そこには次のように書かれていました。


Aさんからは
子供の成長する姿を見て柏ECEC保育園に入れてよかった。

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Bさんからは
いつも愛情いっぱいに育てて下さってありがとうございます。

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Cさんからは
ECファミリーみんなにとってステキな一年になりますように!

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またX’mas生活発表会のメッセージには次のように書かれていました。


Dさんからは
パーティーの時に我が子がたくさんの人に声をかけられて
村になるということはこんなことかと思いました。

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Eさんからは
ダンスが上手にできる度、保護者の方々の温かい声援や拍手がとても嬉しかったことの一つです。

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Fさんからは
スライドの上映も良かったです。
普段の活動の様子やイベントの様子を見ることができて親として安心しました。

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Gさんからは
X’masパーティーも、ふだんあまり話せないお友だちのパパ・ママと交流できるよい機会だと思いました。
とても楽しかったです。

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Hさんからは
子どもたちの成長に感動しました。言葉がいらないくらい涙がでました。

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そして昨日 平成31年1月7日(月)


私たちは”七草がゆ”のお話や新年の挨拶を交わしながら今年の約束を伝えました。
それはお家では小さなお父さん小さなお母さんとしてママのお手伝いをすること


そして保育園ではお兄さん先生お姉さん先生として
小さい子のお世話や忙しい先生のお手伝いをすること


また、お友だち先生としていろいろなことの出来ないお友だちに教えられる
やさしい人になることを誓いました。


そして今日 平成31年1月8日(火)
新年を迎えて 新しい自分を創ることを約束しました。


ひとりで     できる    ひとりで     できた
みんなと     できる    みんなと     できた
人のために  できる      人のために  できた
助けあって  できる      助けあって  できた


そして最後に やればできる(Maind set) を3度、声高らかに唱い、エールを交換しあいました。


今年もまた新年を迎え、社会福祉法人童心会の信条(Our Credo)
を忘れずに頑張っていくつもりです。 よろしくご協力下さるようお願いいたします。


     やさしい保育園

     子どもに    やさしい
     子育て仲間に  やさしい
     保育者仲間に  やさしい
     地域社会に   やさしい

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以上

平成 31年 1月 吉日

社会福祉法人 童心会

理事長 中山 勲

※写真にはプライバシー保護のためぼかし加工を施しております。

ご理解ご協力をお願いいたします。

5歳児 が学んだ 人生訓

過日 柏中央保育園のさくら組さん (担任:井上先生)の詩の朗読会を見学させてもらいました。
井上先生の”行為(おこない)の意味”は次のような言葉から始まりました。

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あなた の こころ は どんなかたちですか?

と ひと に きかれても こたえようがない。
あたたかいこころ が  あたたかいこうい に なり、
やさしいおもい が   やさしいこうい に なるとき
こころ も おもい も はじめて  うつくしく いきる。
それは ひと が ひと として いきる と いうことだ。                                                                  詩人:宮澤章二さんの『行為の意味』から引用


ぼくたち わたしたち は ほいくえんでのせいかつ で たくさんの きもち をしりました。
そのきもち に ついて みんなで かんがえました。

 

                            
◍友だちと遊んでいる時間は、 たのしいきもち と嬉しい気持ちで
笑顔がいっぱいになりました。(Aくん)

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◍大好きな友だちとケンカした時は、心が苦しくなり
かなしいきもち になることを知りました。(Bくん)

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◍泣いている時は友だちがティッシュで涙をふいてくれたり
そばにいてくれて、 やさしいきもち をたくさん感じました。(Cちゃん)

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◍自分たちで炊いたご飯や、調理師さんが作ってくれる食事はおいしくて
毎日 しあわせなきもち になりました。(Dくん)

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◍リーダーや代表としてみんなの前に立つときは ドキドキしたきもち でした。
けれど先生や友だちにほめられると嬉しくなり自信がつきました。(Eちゃん)

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◍逆上がりがなかなか出来なくて、何度も挑戦して出来るようになった時は
目標に向って がんばるきもち がもてました。(Fちゃん)

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◍10kmウォークやお泊り保育の前はみんなが壮行会をしてくれて、がんばってね!
と応援してくれたから やるぞ!というきもち になりました。(Gくん)

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筑波山登山では、一人だとつらいことも 仲間と励ましあってがんばりました。
山頂からの景色をみんなで見られたときは
うれしいきもち でいっぱいになりました。(Hくん)

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◍組体操の”一本橋”は、いっぱい練習をしていっぱい失敗もしたけれど
一人ひとりが あきらめないきもち を持ち続けがんばったことで
成功することができました。(Iちゃん)

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◍マラソンを走っていると苦しくなります。けれどゴールまであきらめないで走りきったあとはやりきったきもち になりました。努力することの大切さを学びました。(Jくん)

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◍いつもそばで応援してくれるひと、応援しにきてくれるひとがいることがうれしくて
かんしゃのきもち をたくさん感じました。(Kちゃん)

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◍まわりの人からのやさしさから
自分も やさしくしてあげたいきもち を持てるようになりました。(Lくん)

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そして 井上先生とさくら組さんの子どもたちは 次のような言葉でまとめていました。


ほいくえんで たくさんの けいけん たいけん をして しることのできた きもち を とおして、じぶんの こころのなか には いろいろなきもち が あること を しりました。

これからも まわりにいるひと の きもち や じぶんの きもち をたいせつにして
なかまとすごせる のこりのほいくえんせいかつ を たいせつに すごしていきます。

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”今月の童心会だより”は柏中央保育園の年長児 さくら組さんたちの 「5歳児が学んだ人生訓」 を是非、皆さまにお知らせしたいと強く思い 書きました。


私は今日この歳まで知ることが出来なかった ”人生訓” を改めて この子どもたちから
学ばせていただきました。
子どもたちが この一年間の(社福)童心会の生活や行事を通して学んできたことに
対して、私たち大人や親や保育者仲間たちは
胸をはって 「5歳児が学んだ人生訓」 に負けない ”生きる” を学んできたと言えますか?
                          平成 30年 12月 吉日
                          社会福祉法人 童心会
                            理事長 中山 勲

H30_11【(社福)童心会 保育の特色~外環境・四季環境の活用~】

私が茨城県で筑子保育園を運営していた時代から師と仰ぐ藤田先生という人がいます。
出会いは先生が、茨城県の校長会の副会長、下館小学校の校長を退職してから
教育委員会の指導主事になられて、保育園の指導に来られてからでした。

最初に交わした言葉が、「園庭が少し狭いようですね」と言われ、私は次のように答えました。
保育園から50m歩くと田んぼも畑も、ザリガニのたくさん取れる用水路もあぜ道もあります。

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100m歩くと勤行川という秋にはさけが遡上する川もあり、その畔には図書館、市役所があります。
夏には川下りをしたり、毎月マイライブラリーとして遊びに行ったりしています。
500m位離れた所にはJR下館駅や大きな商店街が連なっており、
これ全部が保育園の庭です。と言った時から先生との出会いが始まりました。

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もう23年以上前になるのでしょうか?
そして先生が再度来園した時に、2~3歳の子どもたちが補助なし自転車にチャレンジし、転んでも泣かないで練習している姿や、卒園式に3歳児が1時間位静かに参席している姿などを見ているうちに、

私たちの「0歳からの人間教育、五感を刺激する保育」に共感して下さるようになり今日に至っております。

 

今年(H30年4月) 力公(ちから)先生が (社福)童心会に入職してから今まで以上にバス2台を利用した外環境・四季環境を活用した教育・保育を展開しています。

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そうした活動の中で、私たちの保育の世界を科学すると
2001年のOECDのECEC(Early Childfood Education and Care) の発表では、
3歳未満の子どもたちは 有能な学習者であると言っています。


また脳神経科学の世界では 次のように言われています。
生れた時の赤ちゃんの大脳皮質には、神経細胞ニューロンの数が大人と同じくらいあるのですが、情報は脳の刺激を受けてはじめて神経細胞につながり、それらが神経回路となりシナプス神経伝達物質が出来、ネットワークが生まれます。
そして そのシナプスは 3~4才頃までがピークになるので、「0歳からの人間教育 五感を刺激する教育・保育」を大切にしなければならないと言っているのです。
そして(社福)童心会の特色ある保育は、外環境・四季環境を活用することが重要であるという考え方であり、少なくとも0~3、4歳まではすべての脳の分野を鍛えるために、刺激を与えることが必要だと確信し、実践しています。


だから、ちから先生の役割と先生方が行っているお散歩などの屋外活動・異年齢児交流保育なども教育・保育の場として重視しなければいけないのです。


前にご紹介したことがあると思いますが、「乳幼児期から育む自尊感情」生きる力、乗りこえる力 というご本(近藤卓著)の中で次のようなことが書いてあります。
「人間に、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚など五感に代表される感覚器官はあるが、
喜怒哀楽以外にも様々な感情を持つのに専用の感情の器官を持っていない」

というのです。それは「心はどこにありますか」「心はどうして育つのですか」

という問いかけでもありました。

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著者は基本的自尊感情共有体験によって育まれると言い、感情は、他者がいるからこそ生まれる
つまり感情を司る心は、その人の中にあるのではなく 人と人との間にあるともいえるのだというのです。
つまり共有体験とは、信頼できる他者と五感を通じた体験を共にし、その時その場で共に感じあうこと。即ち「体験の共有」と「感情の共有」のことを言うのだそうです。
これが正に(社福)童心会の保育なのです。


改めて私たち(社福)童心会の保育を見つめた時、保育園の中だけの生活を中心とするのでなく、社会環境、養育環境、人環境、外環境、四季環境を活用しながら、次世代から未来につながる人間を創る役割をもたされている気がしてなりません。


私は今、教育・保育の世界を前にして 生活・運動・心・体・脳の発達をくり返しながら
これからの人生100年時代に生きる人間に必要なものは何かを考えた時”思いやり と 生きる力”を真っ先に思い浮かべました。

利他の心他者理解」即ち”他者の心情を察する能力”とでも言いましょうか!
正にそれは外環境・四季環境などを活用した 「体験の共有」「感情の共有」から生まれてくるものでありますから、(社福)童心会の保育を大切にしたいと改めて強く思いました。
                      平成 30年 11月 吉日
                      社会福祉法人 童心会
                        理事長 中山 勲